■ 第11回コミュニティファーマシーフォーラム(JACP会員用)
コースについて
内閣府は、医療DXの推進に関する工程表を発表し、保健・医療・介護の情報共有を可能にする「全国医療情報プラットフォーム」構想により、コスト縮減をしながら、医療機関のシステムを「抜本的にモダンシステム化していく」道筋を示しました。2024年は、「医療・介護・障害福祉」の診療報酬が同時に改定される6年に1度の「トリプル改定」の年です。今回の改定では、「医療全体の中で薬剤師が、どのような機能を果たすのか」が問われています。タスク・シェアリング/タスク・シフティング、チーム医療の推進、さらに医療DX推進体制整備加算、在宅薬学総合体制加算などが新設されました。
薬剤師に求められる業務は、時代とともに変化しています。当協会では、フォーミュラリーも含む地域の適切な医療提供体制を構築する、医療的ケア児から終末期の在宅医療まで、すべてのライフステージに貢献する、常に革新的な技術を取り入れながら、さらなるレベルアップを目指す「シン・薬剤師」を考えます。
昨年のフォーラムのテーマは、『未来薬局×ロボット調剤』でしたが、今年は『シン・薬剤師~薬局・薬剤師の新しい役割をデザインする~』をメインテーマに置き、新しい薬局薬剤師像を創造していきたいと思っております。
視聴申し込みはこちら
https://www.secure-cloud.jp/sf/business/1742346406JITLxOnC
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講演内容
■ 特別講演
薬剤師が地域で活躍するためのアクションプラン
太田美紀(医薬品医療機器総合機構(PMDA))
■ 基調講演 1 リボーン・チャレンジ
薬局業務におけるAI活用
野本 禎(東日本メディコム株式会社 システム開発部次長 医療ICT担当)
薬局DXがもたらす未来の姿
東 祥平(株式会社メディカルユアーズロボティクス取締役 開発本部長)
100歳の現役薬剤師
比留間 榮子(有限会社ヒルマ薬局)
■ アドバンスドセミナー
在宅での服薬管理の質向上と無意識化を目指した「貼るだけ人工膵臓」の開発
松元 亮(東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 教授)
■ 基調講演 2 医薬品供給体制
ドイツの薬局と医療供給体制
アッセンハイマー 慶子(ドイツ薬局開設者)
離島で取り組む新しい地域医療の形 〜オンラインとドローンを使った医薬品配送〜
前田 隆浩(長崎大学病院総合診療科 教授)
薬局における新しい医薬品提供の方法 〜地域フォーミュラリとリフィル制度について〜
今井 博久(日本フォーミュラリ学会 理事長)